女子の面接は部長担当
私が店長をしていた店舗の担当の営業部長はオーナー一族。当時年齢は28歳。気さくないい兄ちゃんなんだが無類の女好き。特に若いかわいい女の子には目がない。かわいい女子パチンコ店員がいるとすこぶる機嫌がいい。
随時社員やアルバイトの募集を行っていたのでしょっちゅう面接をしていた。応募があると部長に連絡するのだが、いつも店に来ないのに若い女子の応募者の面接日には必ず店にいた。そして部長自ら面接していた。男性の場合は店に姿を現さず全て私が担当していた。なので店の女子店員は部長好みの女子ばかりになっていた。
毎回女子店員が事務所に呼び出される
お気に入りの女子店員が出勤の日は部長は必ず現れる。そして
〇〇ちゃんちょっと事務所に呼んでくれる?
と私が呼びに行かされる。そして
コーヒー2杯事務所に持ってきて!
私が持って行かされる。
事務所に入ったきり帰ってこない女子店員
出勤してすぐに部長に呼び出しを受けて事務所に入った。最初は10~20分くらいで帰ってくるだろうと思いきや、なかなか帰ってこない。結局2時間経ってから事務所から出てきた。何の話をしてたん?と聞くと
「ほとんど部長の自慢話でした!」
ブランド品は何を持っているとか、車は高級車だとか、彼女はいっぱいいるとか自慢のオンパレードだったらしい。まぁ、わたしからしたらいつものことだが(笑)そして
「デートに誘われました」
まぁ、それもいつものこと。
女子店員から苦情が来た
そんなことを繰り返していると、女子店員から私にクレームが来た。
部長の話を聞くのが苦痛です!
最初は仕事さぼれるかなって思ってうれしかったんですけど、何時間も同じ話を聞いてるとストレスが溜まってしょうがない!との事。まぁ気持ちはわかるが私も部長に止めてくださいとは言えない。しかし、あまりにも怒っているので「それとなく部長に言っておくよ」とお茶を濁した。しかし私は心の中で思った。
誰かが生贄にならなくてはいけない!俺は死んでも嫌だ!我慢してくれと
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