景品在庫が合わない時のスタッフのアカン裏技

パチンコ裏話

パチンコの出玉は特殊景品と交換が基本

パチンコ特殊景品

パチンコの出玉、パチスロのコインは基本現金に直接換金できません。まずは店内で特殊景品(プラスチックの板や棒)に交換してから店外の特殊景品換金所で現金に交換する三点方式だ。

カウンターはコンピューターで管理して自動で特殊景品が出る機械を置いているが、中にはパチンコ店員が直接手渡しする店もある。手渡ししていると人間ですので渡し間違いが起きます。少なく渡したり、多く渡しすぎたり。

そうなると閉店後の締めの際、特殊景品の在庫数が合わなくなる。閉店してしまうとどの時点で間違ったかがわからないので、カウンター業務の交代の際は都度在庫チェックをして誰がどのくらい間違えたのかを把握する。

交代時に間違いが発覚するとその時点で店長や主任に報告するのだが、中には怒られるのを恐れて隠蔽しようとする店員も出てくる。どうやって隠蔽するのか?

大胆で手慣れた特殊景品在庫間違いの隠蔽方法

隠蔽

在庫チェックで間違いが発覚したときは、まずは交代の人には口止めしておく。そして景品数が在庫よりも多いとき、少ないときの修正テクニックが炸裂する。

景品数が在庫よりも多いときは、大胆にも過剰分をポケットに入れて数を合わせる。特殊景品は他店の共通で使っていることが多いので後日その店で換金して自分のもの(着服)してしまう。

景品数が在庫よりも少ないときは数を合わせるために、お客さんに渡す特殊景品を少なく渡す。特殊景品交換数が少ないお客さんにはすぐにバレるので、10万円以上勝っていてなおかつあまり確認しないお客さんを狙う。

常連が多かったのでお客さんの性格はある程度わかっているのでベテラン店員なら朝飯前の作業だった。

こんな方法、バレルに決まってるやん!と思われるかもしれないが、意外に楽勝でできるのである。当時のパチンコ店はルールがあってないようなものでどんぶり勘定だったので成せる技だったのだろう。

こんな方法はやってはいけませんので注意!

ここまでの話はあくまで30年ほど前(1997年)のことであり、このような不正はしてはいけません。現在は管理するコンピューターやパチンコ店で働く社員の方はきちんとしているので皆無でしょう。

間違うことは人間なので仕方ないとして、きちんと上司に報告をして次に同じ間違いをしないように努めるのが正解でしょう。

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この記事を書いた人

元パチンコ店長。今では考えられないパチンコ店員の実態やパチンコ店運営、集客にまつわる話を暴露していきます。YouTubeチャンネルもぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします!

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