パチンコ店員は本人なりにがんばっているのだが…
パチンコ店員の仕事は多い。お客さんの玉箱の上げ下げ、パチスロ機のコインの補充、灰皿、空き缶やゴミの回収。
玉づまりなどのドラブルの対応、カウンターでの景品交換となかなか忙しい。しかし、営業と違って成績が目に見える仕事ではないので頑張っているアピールや仕事ができるアピールをする事は難しい。
そこでパチンコ店員は自分が【いかに頑張っているか?】【いかにすごいか?】をアピールするために自分なりの行動をするのである。
同僚の女子店員にいいカッコする男性店員
男性のパチンコ店員は同僚のかわいい女子パチンコ店員やコーヒーレディーにモテたいがための自己アピールがハンパない。彼らが真っ先に思いつくのは…
玉箱を何個一気に運べるか?を競うのである。
彼らの中ではいかに大きい箱をいかに大量に運ぶかが勝負なのである。パチンコ玉の1玉の重さは約5.5グラム。ドル箱1箱あたりに入る玉数は2500個と考えると1箱の重さは約14キロ!
女性であれば2箱が限界でしょう。しかしモテたい男性店員は3箱以上持つのである。私が見た最高は
なんと5箱!重さは70キロ!
手は震え、足はガクガク、しかし根性でパチンコのシマを通り端にあるジェットカウンターへ。着いた時には本人はくたびれ果て、一番下の玉箱は重みでヒビが入っていた。そして女子パチンコ店員から「すごーい」と言われ満足げだった。
アピールを繰り返した男性店員の結末は…
毎日毎日50キロ以上の玉箱を運ぶ生活。力持ち自慢は十分にできたが最悪な結末が待っていた。
腰をやられてコルセットがないと歩けない状態に!
その社員はある朝一人では立てなくなり、歩く事も困難な状態に。コルセットが手放せない体になってしまった。年齢はまだ20代後半。彼はもうパチンコ店では働けずに辞めていった。
その後他の社員には「玉箱を無理して持たずに台車で運ぶように」と指令を出したが、それでは女の子にアピールできないので自力で玉箱を運ぶ人が絶えなかった。もう女の子から言って欲しい。