貯金目的でパチンコ店に入社した女性
金遣いが荒く貯金すらできない店員が多い中、『お金を貯める目的だけ』で入社した女性パチンコ店員がいた。
徹底的な節約
その店員は平社員。手取りで20万円の給料。お金を貯める事に割り切ってパチンコ店を選んだ彼女は普段の生活も徹底的に節約していた。
家賃、光熱費、食事が無料の社員寮で生活
パチンコなどのギャンブルは一切やらない
タバコは吸わない
休憩中はジュースを買わず食堂のお茶で済ます
お金のかかる付き合いは一切しない
と他のパチンコ店員からは考えられない生き方だった。社員寮は男性ばかりで普通は女性は嫌がるのだが、彼女はお金のために入寮した。
他の店員からにどう思われているか関係ない
そんな彼女に他の店員は冷たかった。付き合いが悪いからだ。しかし、彼女はどう思われようとどうでもよかった。そもそも
パチンコ店員と仲良く仕事して行こうと思って働いている訳ではないから
ごもっともである。他のパチンコ店員と仲良くしたところで何のメリットもないですもんね。22歳の若さでその考えと行動力にはただただ感心するばかりだった。
1年後の彼女の貯金額は?
徹底的な節約でパチンコ店で働きだしてから1年たった時、彼女は私に言ってきた。
目標金額に達したので今月で退職します
いくら貯まったのか貯金額を聞くと何と
200万円!
月給手取り20万円で年間で240万円。1年間40万円以下で生活していた事になる。1年間さまざま誘惑があったと思うが、一度も揺らぐことがなかった彼女の想い。無遅刻無欠勤の1年間。この先、彼女はどんな環境でもどんな仕事でもやり遂げるだろう。