今までの職歴は人それぞれ
10年間パチンコ業界にいて何人もの面接をしてきた。みんないろんな職業を経験していたので紹介していこうと思う。
前職もパチンコ店勤務
同じ職種からの転職がやはり多いですね。アルバイトだった人、平社員だった人、主任店長クラスだった人様々です。同じ業界から来た人は扱いづらい事があります。それはこういう発言をする人。
「前の店ではこの仕事はやりませんでした」
「前の店ではこれだけ給料をもらっていました」
もう前の店は退職して新しい職場に来ているのに前の店を基準に考えて行動する人。経験が長ければ長いほど環境の違いが理解できず、トラブルを起こすことが多い。
前職が飲み屋さん。ホステス、キャバクラなど
とにかく化粧が派手。夜の店ではいいかもしれないが水商売バリバリの厚い化粧とキツイ香水は昼間のパチンコ屋に合っていない。
接客もキャバクラのノリでなれなれしく、パチンコに集中したい客には不人気。
男性パチンコ店員には好かれていましたけどね。
国立大学生の新卒女性
えっと、面接会場を間違えていない?と聞いてしまった国立大女子学生。学生時代にパチンコ店でバイトをしていたららしく、この業界に興味を持ったらしい。
さすがに新卒でパチンコ店員はその子のためにならないと思い、説得した。が彼女の意思は固く入社した。案の定パチンコ店員とウマが合わず3か月で退職。だから言ったのに…
前職が看護師の女性
なんでパチンコ屋に転職やねん…当時パチンコ店で働くという人は何も特技がなく、仕方がないのでやった仕事。看護師さんに私は言った。
「本当にどうしようもなく困った時に来て下さい」
せっかくの資格がもったいないと思ったのである。
元プロボクサーの男性
その男性は26歳。元プロボクサーだという。プロテストに受かり、ボクシング活動をしていたがギャラが安く生活ができなくてパチンコ店で働く気になったらしい。
パチンコ店はガラの悪い客が多いので、根性のある人材が欲しかったので即採用した。予想通り客の脅し、威圧には一切ビビらない対応。すばらしい!と思った矢先
勤務が休みの日に飲み屋でケンカして殴ってしまった。
警察沙汰になりやむなく解雇した。彼はもったいななかったな~
採用した人達に共通するのは「続かない事」まぁ、仕事が仕事だけにしょうがないですけどね。