元ヤンでとにかくいいカッコしいのパチンコ店主任がいた
パチンコ店主任田中(仮名)は元暴走族のヤンキー。当時28歳だったがヤンキーが抜けきらず「見るからに暴走族」という風貌でした。要領だけは良かったらしくトントン拍子で主任にまで出世した。
とにかく高級なブランドが大好き
パチンコ店にはヤンキーの女性店員が多くいた。主任田中は彼女たちの気を引くために頑張った。
車はクラウンマジェスタ(中古)を購入。
彼らヤンキーの仲間内でVIP車と呼ばれる車を好んだ。しかし、高級車なので新車では買えない。中古でローンを組んで購入していた。それでも当時300万円位したのではなかろうか。
財布やかばんはルイヴィトンやグッチ
当然身の回りの小物も高級ブランド品。若い女性パチンコ店員が好きそうなものを買いあさる。時計はロレックス。
残念ながらどれも彼に似合っていない。
パチンコ店主任の給料はそんなにいいのか?
店長の私でも彼のように高級ブランド、高級車を買えるほど給料はもらっていない。ましてや主任の給料では無理だろう。どこからお金が出ているのかと常に思っていた。
そして、ついに彼は行きつくところまで行ってしまった…
パチンコ店主任田中は破産した
彼は消費者金融に借金をしてまで高級品を買っていたのだ。ついには給料では支払いができなくなり、破産宣告をした。車は没収された。
そして、まわりの女性パチンコ店員の冷ややかな目に耐え切れなくなったのか退社した。彼の気持ちはわからなくはないが、そんなことより仕事を頑張った方が女性パチンコ店員にモテたはずだ。