パチンコ店の求人面接は部長自らが担当
私の働いていたパチンコ店は市内に7店舗あり、それぞれに一人店長がいる。正社員やアルバイトの求人応募の面接は基本は店長あるいは主任が担当する。しかし、7店舗を統括している営業部長(社長の息子)は何でも口を出すタイプで面接は彼がすることが多かった。
実際、時間を取られるし、めんどくさいので私も主任も部長が面接してくれることはむしろありがたかった。しかし、部長の面接は合格者があるタイプに偏っていることに困った。
営業部長は大の不良好き!
部長はずばり不良少年が大好きなのである。職歴や仕事に対する姿勢などはあまり関係ない。元暴走族、元ヤンキーが面接に来れば高確率で採用された。部長がいうには暴走族などは縦社会なので上下関係は体でわかっているはず。
根性もあるはずという理論だった。しかし、本当は「俺の方が悪くて無茶していた」と彼らに自慢したいだけなのである。
ケンカトラブルの絶えない日々
部長が採用したのはもともと気の荒い奴らばかりだったのでトラブルも絶えなかった。客とのケンカ、社員同士のケンカ、休み中の娯楽店でのケンカとケンカばかりしていた。怒りの沸点も低く、パチンコ客にちょっと文句を言われただけですぐに手が出る奴らばかりだった。
結局どの人もケンカトラブルで辞めていき、長続きする人はいなかった。今は、学歴重視でお行儀のいい人ばかりなので仕事は丁寧化かもしれないが面白みに欠けますね。
元パチンコ店長
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