正社員というだけで特に優れている訳でもない
パチンコ店には正社員とアルバイトが存在する。普通の会社と違って能力が優れているからとか、会社に貢献できるから正社員というわけではない。
毎日出勤できるなら正社員
毎日パチンコ店に8時間勤務出来るなら正社員にしてあげるよという事。正社員ならば月給制でボーナスがあるからいいよね!と思われがちだがそうではない。
給料は日給月給⇒出社した日給のみ
ボーナスは1か月分
である。月給ではないので休むと給料が減り、皆勤手当もなくなるのでものすごく給料が少なくなる。なので休めない。アルバイトは時給制で働いた時間だけの給料。
取り立てて優秀だから社員というわけではないのです。
アルバイトは現役国立大学生がほとんど
当時私の勤めていたパチンコ店の正社員は高卒、中卒でフリーターや暴走族あがりが多い。彼らは正社員という事でアルバイトを馬鹿にしてこき使っていた。
しかし、アルバイトは国立の大学生。パチンコ店の仕事なんて楽勝も楽勝。正社員に聞くまでもない。彼らに向かって偉そうに説教している正社員は見ていて痛々しかった。アルバイトも賢くて絶対に逆らわない。何を言われても、理不尽な事で怒られても
勉強になります!ありがとうございます!
すいません、以後気をつけます
と素直。しかし彼らは内心思っていただろう…
バカを相手にしても面倒くさいので頷いておこう、と。
アルバイトの目的はお金だけ。それ以外得るモノはない
アルバイト達は正社員が当たり前の事も出来ない光景を見ているので、彼らから得るものは全くないと分かっている。
人に会ったら挨拶をする。
お客さんにタメ口をきかない。
時間や規則は守る
いい年をしてこの常識的な事が出来ずに怒られている正社員を見ると尊敬も出来る訳がない。しかし、彼らの賢いところはバカにしている態度を一切出さないのである。
なので正社員はバカにされている事も気づかない。いつまでも偉そうに説教している。何年たっても正社員に進歩はありませんでした。