大一の爆裂連チャン機【ダイナマイト】はその名の通り連チャンが止まらない
当時はCR機が連荘をウリにして大人気であったが、現金で遊べる権利モノも人気であった。
いつ当たるかも分からない連チャン権利モノに一生懸命に投資し続ける。なぜなら10万円程度の投資なら楽勝で取り返すことが出来たからだ。
ソルジャーと肩を並べる出玉の強烈さ
当時人気の権利モノはやはり【ソルジャー】だろう。連チャン終了時に3回の当たりが保証されてるからだ。
参考記事
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しかし、私は【ダイナマイト】の方が好きだった。理由は
1ケタのシンプルデジタル。
3か7で当たりの分かりやすい出目
デジタルの停止スピードが速くイラつかない
3(小当たり)が7(大当たり)の前兆なのでシンプル
かといって他のパチンコ台と同じように大ハマりと大連チャンを繰り返す危険極まりないパチンコ台だった。連チャンスピードは【ソルジャー】には及ばないが当たりだしたら止まらないので多くの中毒者を破産に追いやった。
連チャン中でも持ち玉がへり、イライラしっぱなし
通常のデジパチは中央のスタートチャッカーに玉が入賞するとデジタルが回転する。500円で20回くらいは回せるだろう。そして5玉ほどの返しがあるので投資スピードは抑えられる。
【ダイナマイト】はまず左のスルーチャッカー(返しなし)に玉が通過すると中央役物のチューリップが1秒ほど開く。その開いた瞬間に玉を入れなくてはならない。まずはいらない。
運よく入ったとしても役物の中で上下している装置が下の位置にある時に限ってデジタルが回転する。装置は下にいる時が一瞬なので約モノに入っても5回に1回くらいしかデジタルは回らない。
連チャン中でもこの流れは変わらず、次の開店で大当たりすると分かっていてもデジタルが回せずに出玉が減る事がしょっちゅうだった。下手すると追加投資になる。
ただでさえ回らないのにパチンコ店がさらに釘を締めているので投資額はハンパなかった。
やめ時がまったく分からず全財産を突っ込んでしまう
連チャン中かどうかは数回回してデジタルの出目を見るしかなかったので、やめどきが全く分からず大負けする客が多かった。7ではなく3がると前兆の可能性があるので辞められない。
欲張りな客がほとんどなので自分が辞めた後、他人が当たったらどうしようという思いからやめられない。
結局辞める時は【お金が無くなる】か【閉店になる】かしかないのである。
両替は1万円単位ですべて500円に交換
【ダイナマイト】を打つ人は投資スピードがハンパではない事がわかっているので一度に一気に両替を済ます。
私の知り合いのおっさんは5万円分(500円硬貨100枚)を両替していた。
おっさんはダイナマイトと心中する気満々だった。結局負けていたが。
あのハラハラした気持ちは今のパチンコでは味わえない。やりすぎてお金をたくさん失ったがいい思い出だ。