当時のパチンコ店は夫婦(カップル)が多かった
1991年当時のパチンコ店は正社員が当たり前で、夫婦やカップルで働く人が多かった。完全個室の無料の社員寮や食事もついているため、かばん一つでやってくる人がほとんどだった。
若いカップルも多くいた。二人とも親から反対され駆け落ち同然でパチンコ店に働きに来ていた。私もその内の一人だが。最初のうちは仕事でもプライベートでも好きな相手と一緒にいられるので天国だと思っていた。
店長はシフトに気を遣ってくれていた
私は彼女と一緒に同じパチンコ店で働きだした。今なら苗字が違う男女を同じ部屋に住まわせて働かせるなんてことはないが、当時は軽くオッケーだった。
シフトは早番と遅番の1週間ごとの交代シフトだった。私はホール係、彼女はカウンター係と仕事が違っていたが店長がシフトを完全に合わせてくれた。なので彼女とは四六時中一緒だったのである。最初は店長やるやんけ!と思っていたが・・・
四六時中彼女と一緒が苦痛になってきた
同じシフトで喜んでいたのは最初の1か月だけ。全く自分の時間がなく、しかも彼女が嫉妬深かったので他の女子店員と話すのも気が引けた。時には話しかけてくれた女の子に嫉妬してとんでもないことまで起きた!
店長に相談して彼女に悟られないように何日かを逆のシフトにしてもらった。こうして何とか自分の時間を作れたのである。
同じ職場で付き合うのは良し悪し
出会いがなく、彼氏彼女を作ろうと思うと職場が手っ取り早い。いつも一緒に働いているならなおさら話が早い。しかし、うまくいっている間はいいが、自分の時間が欲しくなったりケンカしていると同じ仕事場ではお互いが気まずくなる。
仲直り出来なければ同じ職場にいづらくなり、どちらかが転勤・退職することになる。なのでよほど好きな人がいない場合は職場以外で異性を見つけた方がいい。これは経験から言えることである。