パチンコ業界で働く人にとって自分の時間は存在しない
パチンコ店に勤める社員の離婚率は高い。一般企業とは違う勤務体系、考え方の特殊な業界である。
私自身も10年以上パチンコ業界を経験して、一般企業に勤める人との考え方の違いに驚いた。一般企業でのブラック、過酷と言う言葉はパチンコ業界にとってはブラックの内に入りません。
以下の話は15年以上も前ですので現在のパチンコ業界はわかりません。
プライベートなどと言っていられるのは平社員の時代だけ
平社員は完全2交代。早番と遅番の1週間ごとの繰り返し。
早番は8:30~16:30、遅番は16:30~23:30の8時間勤務。
しかも1週間に1回は休みがあり、家族と一緒にいる時間が余裕でとれるため夫婦円満。しかし、役職になるとこうはいかなくなる。
班長以上の役職は開店時、閉店時は必ず立ち会わなければならない。
参考
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ここから家庭崩壊が始まっていく。
女性の定番のあのセリフを浴びせかけられる
平社員の時代は奥さんや子供と一緒に過ごせる時間が取れていた。しかし、役職になると閉店時にも出勤しないといけない為、自宅にいる間は仮眠している事が多い。
しまいには自宅に帰るのが面倒くさくなり店の休憩所で閉店まで仮眠したり、パチンコに行って時間を潰したりする。おのずと家族との会話がなくなる。そして険悪になりあのセリフを言われる。
私と仕事とどっちが大事なの?
このセリフが出ると末期症状です。どう答えても納得してもらえません。
家族との時間を取り戻すべく降格を望んだ役職者の結末は…
奥さんに家族との時間を作って!と言われたので勤務時間が短く規則的な平社員に降格を願い出た役職者がいた。
本人がいいのならと承諾して平社員に降格した。これで家族円満になるだろうと思いきや。
給料が安くなってきて生活できないので結局奥さんに離婚された
役職者になった瞬間が離婚への始まりだったかもしれませんね。