食堂のまかないおばちゃんがクビに!店員思いが裏目に出て苦情殺到!

不健康

パチンコ屋にはパチンコ社員にご飯を作ってくれるまかないのおばちゃんがいた。

不健康20年前のパチンコ屋では家付き、食事付き、光熱費無料の特典があった。中でも食事付きというのは毎日昼、夕方にまかないのおばちゃんがパチンコ社員のために2食ご飯を用意してくれる。

お弁当と違ってお昼はアツアツのご飯が食べられるし、おかわりし放題。なおかつ無料!社員は食べ盛りの20代が多かったのでみんな助かっていた。私の勤めていたパチンコ店は7店舗チェーンがあり各店舗に1人づつまかないのおばちゃんがいた。基本1人での仕事なので社員同士のゴタゴタとは関係ない気楽な仕事と思いきやそうではないのである。

【参考記事】
天国確定!昔のパチンコ店は無一文でも人並み以上の生活ができた!家付き、飯付き、光熱費ゼロ!

パチンコ社員の健康を考えているおばちゃんがクビになる現実

各店舗のまかないのメニューは決まっている訳ではなくそれぞれのおばちゃんの裁量に任されている。毎月の食費は決まっていてその中でやりくりしていくわけである。揚げ物ばかり作る人、加工しなくてもいいハムなどの既製品を毎日出す人、魚ばかり、肉ばかりとバランスよく作ってくれる人は皆無でした。

そんな中1人だけバランスいい食事を作り、常に社員の健康を考えてくれる人がいた。その店のパチンコ社員はいい人に当たったなと思いきや苦情が相次ぎおばちゃんは解雇されてしまった!

年寄りじゃあるまいし、こんな薄味の飯なんか食えるかよ!

社員の本音だった。当時のパチンコ屋の店員は不規則な生活、酒、たばこなど不健康な事を好む人が多かった。食事もファーストフードや味の濃いものを好んで食べていた。なので塩分を取りすぎず、糖分も控えめにバランスよく食事を作ってくれるおばちゃんの気持ちは通じなかった。そして社員の苦情に対応できなくなったオーナーはおばちゃんを解雇してしまった。

健康にいい食事よりパチンコ社員が好む食事を作る事が生き残るコツ

正直私も毎日毎日薄味の食事にはうんざりして3日に1回しか食べなかった。社員の気持ちも分からなくない。おばちゃんは店員を自分の子供のように思ってくれていたのだろう。それが裏目に出てクビになってしまった。

社員はは食事に手を付けず、皿を灰皿代わりに使っていた。そして一切手を付けずそのままゴミ箱へ。次の日おばちゃんが捨てられている料理を見て悲しんだに違いない。しかし、仕事として割り切って不健康になろうが社員の好む料理を出すことが長く務めるコツだ。

おばちゃんが勤務最後に日に私に聞いてきた。「店長は私の気持ちわかってくれるよね?」私は答えた。

私も毎日薄味すぎて苦痛でした。やっと解放されました。

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この記事を書いた人

元パチンコ店長。今では考えられないパチンコ店員の実態やパチンコ店運営、集客にまつわる話を暴露していきます。YouTubeチャンネルもぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします!

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