パチンコ店を回り小銭をやコインを盗む奴がいた
パチンコ店にはパチンコ・パチスロを打つお客の他に違う目的の人もいた。パチンコ店にお金を盗みに来る人の事である。いろんなパターンがあるので紹介していこうと思います。
落ちているコインやパチンコ玉を拾って歩く人
当時のパチンコ店は床にお客が落としたパチンコ玉やパチスロのコインが多く落ちていた。それを拾いに来る専門の人がいた。パチンコ玉は1個4円なので数多く集めないといけないが、パチスロのコインは1枚20円。6枚交換の店なら6枚集めるだけで100円になる。500円単位でしか交換できない店が多かったが、たばこに交換なら10数枚集めるだけで1箱手に入る。
ジェットカウンターは最近はすべて店員が操作しているが、当時はお客が勝手に交換しレシートを発券する事が出来た。1~2店回るだけでその日のタバコが手に入ったのである。
コインサンドやハンドルのお金を盗む人
当時はパチンコ台のハンドルにコインを挟んで固定して打っていた。新台は100円玉で大丈夫だが、古い台になるとハンドルの隙間がガバガバになり500円玉でないと固定できなかった。このコインを客はよく忘れたまま帰るのである。これを回収するのである。
CR機がなかった時代でパチンコ台の横にコインを入れて玉を借りる形式だった。センサーの制度が悪くコインが返却口に戻る事がよくあった。熱くなっている客はコインが返却口に戻っているなど考えもしなかった。これを盗むのである。
両替機に細工して盗む人
当時は500円玉をコインサンドに入れて玉を借りていた。札は両替機で500円玉に交換するのである。両替機の500円玉が出てくる部分の奥ににガムをつけておくのである。
5000円、1万円と両替している客は500円玉が本当に枚数出ているか確認しない人が多かった。1回の両替で1枚~2枚がガムに引っ付いて途中で止まっている。それを回収するのである。これだけでかなりの稼ぎになっていたと聞く。
最近はCR機になっている為両替機は存在しないが、カードを盗む手口に変わってきているみたいですね。パチンコする時アツくなっているとあなたも被害にあうかもしれませんので気を付けてくださいね。