パチンコ店員はジェスチャーでやり取りする
パチンコ店で働くようになって気づいたのだが、店員同士が『あるジェスチャー』を使って意思の疎通をする事が多い。なぜなら
店内はうるさくて話し声は聞こえないからである。
ではどのようなモノがあるか見ていきましょう。
電話は音ではなくランプが光って知らせる
当時は携帯電話があまり普及していなかったため、客の連絡は店の電話を使う事が多かった。しかし、店内がうるさすぎて近くの電話の呼び出し音も聞こえない。なので着信があるとランプが激しく光るように改造された電話が備え付けられていた。
そして電話のジェスチャーは今と同じく電話の格好
これは普通で私にもわかりました。
休憩やトイレに行きたい時のジェスチャー
これは冒頭の写真にあるような腕を『Tの字』にする。タイムの『T』だろうか?意味は分からず全員が使っていた。
店員の彼氏や旦那、そして社長が来たときのジェスチャー
自分の男が来店した時や社長が来た時に社員同士で知らせ合うジェスチャーは
親指を立てる
結局『男』を表しているのだろう。逆に小指を立てると『彼女』『嫁さん』を意味する。当時19歳だった私は最初よく分からなかった。
今はジェスチャーは皆無
現在のパチンコ店を見てみると店員はインカムをつけて会話している。ジェスチャーを使わなくても大丈夫。携帯電話が普及しているので電話の呼び出しもない。
その代り店の方針なのか、客とすれ違う時に変な声をだし「手でどうぞ」みたいな恰好をする。私だけかもしれないが気分が悪くなる。普通に軽くお辞儀だけでいいと思うのだが。